アーチンの小麦粉文庫

アーチンのブログです。適当に書きます。

バラエティの力

なんとも言えない苦しさに

苛まれているというのに、

上沼恵美子和田アキ子のモノマネ芸人さんの

芸に不意打ちで大笑いさせられた。

大してショックを受けていないのかも

という考察もあるのだが、

モノマネ芸人さんの威力たるや。

何回も見たことあるネタだのに。

すごいな。

笑ってるじゃん自分。

なんなん自分。

以前のショックの時は

そば一本しか食べれなかったのに、

今回は鶏肉とごはんとみそ汁と漬物と

さらに今はプチシューも食べられている

ではないか!

胸がザワザワするし、

呼吸が苦しくて肩で息をしている。

ずっと針でチクチク刺され続けている

痛みもあるし、

首と頭が痛いし、

目は腫れ放題なのだが、

今も片手にプチシュー。

タイトルはバラエティの力。

今は胃力の話になってる。

ショックを受けた時に見たものが、

今もずっと目の奥に映し出されている。

半透明なフィルターに印刷されて、

それを目の奥にカシャンとデフォルトで

装着されてしまったように。

あの写真とあの文字たちが。

忌々しい今は。

いつか、そんなのどうでもよくなることを

私は知っている。

そんな経験これまでもたくさんしてきたから。

今この時が一番辛いのだ。

そして、この激しい痛みも焦がれる感じも、

実は忘れかけの時の方が一番寂しい。

もう、あの時ほど痛くない。

そんなふうに気がつく時が一番寂しい。

そのことも私は知っている。

痛みが激しい時は、幸せな時や

大好きな時と同じエネルギーなんじゃないか

と思う。

だから、今は実は苦しいけど寂しくはない。

もう少ししたら、

苦しみは落ち着く反面、

寂しさは倍増する。

その後は、更地。

まっさらになる。

白。

白。

楽しかったこと。

気持ちよかったこと。

嬉しかったこと。

そんなことも一緒に更地にしちゃいそうで、

それが寂しい。

今は苦しくても、

苦しみや痛みでもいいから、

噛んでいたいガムのように。