アーチンの小麦粉文庫

アーチンのブログです。適当に書きます。

【お悩み相談】「夫の些細な仕草、言葉、目線にも恐怖」(後編)

 

みなさま、こんばんは!

アーチンと申します。

本日もお越しくださり、ありがとうございます!

本日も、池に小石を投げる【お悩み相談】の
昨日の記事の続きをお送りします。

(昨日の記事はこちら↓)

https://komugikobunko.hatenablog.com/entry/0713

 

たかたんさまより、
旦那さまから「嫌われる」怖さについての
ご相談をいただきました。

昨日は、アファメーションのご提案を
させていただきました。
本日は、もう一つのご提案についてです。

 

それでは、どぞー!

 

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2,地雷を踏んだ時は、
  自分の中の全味方を招集し、
  救護にあたる。
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>無視って怖い。
>居るのに
>居ないように振る舞われるのです。
>存在の全否定です。

 

本当に、本当に、そうだと思います。
無視という行為は、
存在を全否定されたような、
かなりの威力があります。
無視の与えるダメージは相当なものです。

そのダメージの深さを考えますと、

 

>私が夫軸になること、
>機嫌を伺う事、
>子供にも私の様に振る舞う事、
>やめられないのです。

 

たかたんさんが、
このようになってしまうのも、
無理もないことなのです。
どんな人でも、
どんな超人でも、
大切な人に無視されることは、
相当なダメージを受けると思います。

 

もしかしたら、たかたんさんは

「私が弱いから」
「私が気を使えないから」
「私が悪いから」

こんなふうに思ってしまうことが
あるかもしれませんが、

それは、全く、そうではないことを
覚えていてほしいのです。


そう思ってしまいそうな時は、

 

「こうなってしまうのは、
無理もないこと。」

 

この言葉を思い出していただきたいと
思うのです。

 

 

とはいえ、
旦那さまの地雷を踏んでしまった時は、
自分を責めてしまうこともありますよね。


私は、父親や片思いの人の
地雷を踏んだ時、

「ああ!あんなこと言わなきゃよかった!」
「自分の馬鹿!役立たず!」
「なんでもっと上手く振るまえないんだ…!」
「失敗した!」

と、私はよく自分を責め、
自分の行動を、
本気で悔やんだりしてました。

当時の私は一生懸命、
地雷を踏まない方法を考えては行動し、
その研究をしていました。

自分では、がんばっているし、
成長していると思っていたし、
むしろ、その過程を
楽しんでいるとさえ思っていましたが、

気がつくと、
いつしかボロボロになっていました。
(特に私は「肌」に出ました。)


そして、どんな方法を試しても、
いつまで経っても地雷が怖くて、
もう、どうしていいかわからなくなった時、
思考が停止しました。
週末は十数時間眠り続けたり、
過食状態になったり、
体に異変が起こりました。

 

そうなって初めて、
私は人に助けを求めました。

初めて、この精神状態
(地雷を気にしすぎる状況)を、
友人に話すことができました。

友人は冷静に、


「それは普通の感覚じゃない。
 でも、普通じゃなくなったのは、
 アーチンのせいじゃない。」

 

私はどのように反応したか
あまり覚えていないのですが、
「やっと、人に、言えた…」と
とても安心したのを記憶しています。

この友人には今も本当に感謝しています。


その後も人に聞いてもらったり、
心理学を学んだり、
自分を見つめ直したりする中で、
ふと思いました。

 

自分で自分を責めることは、
地雷を踏んで、
ただでさえ相当な傷を負っているところに、
さらに、
ナイフを突き立てるような行為だと。

 

自分が自分の味方じゃなくなったら、
本当に私はひとりぼっちになってしまう。
だから、
自分くらいは自分の味方でいてあげよう。
と。


実際の地雷の被害は、
その4割の方が死亡。
残る6割の方は両足を失くしたり、
寝たきりになる等の重傷を負うと
言われています。

 

たかたんさんの心も、
この実際の地雷と同じくらいの負傷を、
負っていると言っても過言ではありません。

実際に体を負傷した時は、
救急車が来て、
救急隊員や医師、看護師などが
総動員で救護にあたりますよね。

たかたんさんの心の中でも
同じくらいの手厚い救護を
してもらえたらと思うのです。

ご自分の中の
「味方の自分」を総動員して、
救護にあたってほしいと思うのです。

 

自分は、自分の最大の味方であり、

自分は、自分の最愛の相棒です。

 

地雷を踏んで、
「次は気をつけよう!」と、
前向きな反省はしてもいいと思いますが、
それは、ぜひとも、

救護と手当てが完了してからに
してもらえたらと願うばかりです。

 

 


最後に。


今回、たかたんさんが
ご相談をしてくださった背景には、
最も重要なポイントがある
と思いました。


たかたんさんの中に、

『旦那さまへの愛情、ご家族への愛情が
 本当にたくさんたくさん溢れている』

ということです。

愛情がなかったら、
こんなふうには悩まないものです。

 

>夫がそうなる原因
>心の問題もなんとなく理解できてきました。

 

たかたんさんが苦しい思いをされても、
それでも、
旦那さまの心を理解しようとされている。

 

このことを「愛情」と呼ぶのだと私は思います。

 

旦那さんも、お子さんも、
たかたんさんの大きな愛情に
どっぷりと浸かっているのです。

たかたんさんの愛情が深いゆえに、
もしかしたら、
その愛情のプールに旦那さんは
時々「無視」という手法を使って、
大きくダイブしたくなるのかもしれません。


たかたんさん。
どうか、
ご自分の愛情に自信を持ってくださいね。

 

この度は、ご相談をお寄せくださって、
本当にありがとうございました。
いつでも、また
小石を投げにいらしてください。
本当に、いつでも。
心からお待ちしています。
そして、
心から、これからも応援しています。

 

心の洞窟の旅人、アーチンより。