アーチンの小麦粉文庫

アーチンのブログです。適当に書きます。

【お悩み相談】「夫の些細な仕草、言葉、目線にも恐怖」(前編)

 

みなさま、こんにちは。

本日は、池に小石を投げる【お悩み相談】にお答えして参ります!

小石を投げていただき、ありがとうございます。

(またしても、お返事が長くなってしまったので、今回も前後編でお送りいたします。)

 
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『夫の些細な仕草、言葉、目線にも恐怖』

(たかたん様より)


アーチンさん
「ぼっちゃーん」

小石投げますよ。

私夫ともう26年も一緒にいるのですが、
初期の頃から
夫が怖くて仕方がありません。
「嫌われる」怖さです。

実際大きなカウントでみると
6回くらい、3ヶ月くらいの無視を受けてます。
無視って怖い。
居るのに
居ないように振る舞われるのです。
存在の全否定です。

それは私にだけでなく、
子供達にも向けられる事があるため、
私含め子供達も
夫からそんな目に遭わない様にと、
毎日 夫と一緒のときは、
気を遣ってしまいます。
地雷がないか?とビクビクなんです。

目線も仕草も
気にしすぎた
本当に疲れ果ててます。

夫がそうなる原因
心の問題もなんとなく理解できてきました。
しかし、
私が夫軸になること、
機嫌を伺う事、
子供にも私の様に振る舞う事、
やめられないのです。

子供達にも悪影響だし。


これは私の勝手な心の癖
この癖を手放したい。
アーチンさんの言葉で、
ヒントを頂けませんか?

 

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>アーチンさん
>「ぼっちゃーん」
>私
>小石投げますよ。


たかたんさん、この度はぼっちゃーん!と、
小石を投げてくださり、
誠にありがとうございます。
しっかりキャッチさせていただきました。

 

まず、ご相談文を拝見させていただいて、
私は思いました。

たかたんさんは、
とっても、真っすぐで、素直で、
素敵な方なんだろうなあと。

私はなんだか、
心がスーーーーーっと晴れてゆきました。

そして、ご自分のお気持ちを、
とってもシンプルに、
かつ核心をついた言葉で表現されていて、
心がスーーーーーっとすると同時に、
ハッ!と目の覚める思いもしました。

言葉に体重が乗っているといいますか、
文字数は少ないながらも、
グッと力があるといいますか。


お悩みのご相談なのに、
このようなお話から始めるのは、
相応しくなかったかもしれませんが、

真っすぐで、素直で、素敵な
たかたんさんに、
御礼申し上げますとともに、
心からのお返事をさせていただきます。

最後まで、どうぞよろしくお願いいたします。

 

>私夫ともう26年も一緒にいるのですが、
>初期の頃から
>夫が怖くて仕方がありません。
>「嫌われる」怖さです。


本来なら、たかたんさんが26年もの長い間、
格闘し、抱えてこられたお気持ちに対して、
そう簡単に「わかります」とは言えないものです。

それでも、この言葉から、
はじめることをお許しください。

 

「嫌われる」怖さ。

私も、

わかります。

 

たかたんさんの怖さ、苦しさ、しんどさは、
たかたんさんのものであり、
たかたんさんにしか、わかりえないものです。

それでも、私が、わかりますと
申し上げるのは、

誰かに「嫌われる」怖さを
私も、知っているためです。


私も、この怖さが、
自分の心と体に染みついてしまっている感覚を
知っています。
どんなに、心を鍛えたり、祈ったり、
心理学を学んだりしても、
その染みついた癖がなかなか抜けない感覚を
知っています。

(ちなみには私の恐怖の対象は父でした。
詳しくは割愛しますが、
生まれながらにして父と違う宗教を
信仰することになっており、
生まれてから18歳までは、
それを父にバレてはいけない、
隠さねばならないという恐怖と、
18歳でバレてしまってからは、
父から嫌われ、拒否され、無視される10年
を過ごしました。)


たかたんさんのお気持ちに
どこまでそえるかわかりませんが、
この、
私の知っている「嫌われる怖さ」の視点から、
2つのご提案をさせていただきます。

 

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1,「人は人。私は私。」
 線引きの大切さ。
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>これは私の勝手な心の癖
>この癖を手放したい。

 

私も、たかたんさんのように、
こんなふうに願うことがあります。
「もう首がもげしまって、
私は今、首がありません。」
というくらいに、
共感の頷きが止まりません。


たかたんさんは素晴らしいな!と
思うところが、この言葉の中にあります。

 

>私の勝手な心の癖

 

「私の」とたかたんさんが
表現されています。
私は素晴らしいなあと思いました。

これは「他の誰か」の問題ではなく、
「私の」心のお話であると。
たかたんさんの中で、
きちんと線引きがなされている証です。

この線引きは案外と難しいものです。

「人は人。私は私。」

この考え方は、

嫌われる怖さを和らげるために、
とても大切なポイントだと私は思います。


>地雷がないか?とビクビクなんです。
>目線も仕草も
>気にしすぎた
>本当に疲れ果ててます。

 

こんなふうに、
どうしてもビクビクしてしまう時に。
気にしすぎて疲れ果ててしまった時に。

決して、魔法のような即効性はありませんが、
じわじわと、
心に効く方法をご紹介させていただきます。

 

「人は人。私は私。」
「夫は夫。私は私。」

 

目を閉じて、息を吐く方に意識を置きながら、
無心でつぶやきます。
何度も。何度も。
これを、アファメーションと言います。


イメージ的には以下の感じです。

 

たかたんさんは今、

大きな池のほとりに立っています。

池をのぞいても何も見えませんが、

この池の深い深い底のほうには、

たくさんの魚が住んでいます。

その魚たちに、

たかたんさんが、

えさを与えるようなイメージで、

言葉をつぶやいてみてください。

えさをまくように。

たんたんとつぶやくのがおすすめです。

 

深い池は心の器。
深いところにいる魚たちは潜在意識。
餌は「人は人。私は私。」の線引きマインド。

 

池の底の魚たちまで、餌を届けるためには、
2、3回サラッとまくだけでは
届きにくいことがご想像できるかと思います。

ですので、


何度も。

地道に。

ゆっくりと。

あせらずに。

少しずつ。

続ける。

 

ビクビクしている時は、
意識が全て「他人」に向いています。

ビクビクしている時は、
全身がアンテナのようになっていて、
あらゆる情報を
全てキャッチしてしまうので、
疲れ果ててしまいます。

ビクビクしている時は、
全身の皮膚を全て
剥いてしまったかのような状態なので、
風が吹いただけも激痛が走ります。


そんな時は、意識を、自分に戻します。
外から内へベクトルの向きを変えます。

でも、自分で意識するだけでは、
長年の心の癖は外れません。

なので、アファメーションで、
心の癖を超えていく作業をします。


今回ご提案した言葉以外でも大丈夫です。

気持ちが緩む言葉。
気持ちが落ち着く言葉。
気持ちが軽くなる言葉。
じわっと来る言葉。

たかたんさんにとって、
しっくりくる言葉でかまいません。

 

長年、ご自身の心と対峙してこられた
たかたんさんでしたら、
すでにご存じの方法かもしれないですが、
ご紹介をさせて頂きました。

もし、試されてみて、
落ち着くなあと感じられましたら、
少し続けてみてくださいね。

 

(明日に、つづきます)

 

 

今日も最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
もしよかったら、
明日もまた来ていただけると嬉しいです。

それでは、また!
アーチンでした。