アーチンの小麦粉文庫

アーチンのブログです。適当に書きます。

【食べもの話】カレーライス

 

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みんな大好きカレー。私も大好き。でも、どんなカレーが好きなの?と聞かれると困ってしまう。なぜなら、私の中ではカレーであるだけでもう合格しているから。カレーという概念が好きだから。

 

にんげんだもの。       みつを

カレーだもの。       アーチン

 

である。何を言ってるんだ一体。小さい時から好きですよねカレー。

 

小学3年の夏休み。隣に住む従兄の家に行った時、カレーに生卵をかけて食べていたのを見て衝撃を受けた。さらに、「アーチンもかけるかい?」と叔母さんの言うので、その通りにして食べてみた時、体に電流が流れた。ヘレンケラーが水と水という名前が繋がった瞬間「ウォーター!」と叫んだ時もこんな感じだったのかな(絶対に違う)。そのくらいの出来事だった。

 

学生時代は学食でカレーばかり食べていた。メニューには、カレーとSカレーというカレーの上に唐揚げなどがトッピングされたちょっと贅沢なカレーがあった。私のカレー好きが学内に広まり、やがてSカレーのSは、私の名字であるS田のSなのではないか?という噂が流れた、かどうかはご想像にお任せします。

 

3年間片思いしていた彼にバッサリと振られた時、落ち込み過ぎて、大好きな食べることや作ることが何もできなくなり、蕎麦一本とかしか食べられなくなった。

そんな状態が1ヶ月ほど続いたある日、鴨の骨が手に入ったのをきっかけに、鶏ガラならぬ鴨ガラを、水とネギと共に寸胴鍋にぶち込み、長時間煮込んでスープを取り、それをベースにカレーを作った。8時間かかった。部屋中、骨を煮込んだ時特有の匂いが充満し、しばらくの間、匂いは取れなかった。突然の料理への復帰もやはりカレーであった。

 

ここだけの話。本当の意味での道ならぬ恋を少しばかりしていた時、インドカレー屋がデートコースだった。瞬く間に彼はいなくなったが、私のもとにはインドカレーが残った。ルーカレー、スープカレーレトルトカレー、タイカレー、お家カレーの手堅い布陣にインドやネパールが加わり、名実ともに最強の布陣となった。何の話をしているのか。

 

 

そんなこんなで、私がカレー好きであるということが少しでも伝わっていたら幸いです。いつか、一つ一つのカレーについても書きたいなと思っています。それでは、また!